大阪市中央区の治療院ブログ | 全国から来院があります！大阪市中央区の治療院ならひがし鍼灸接骨院です。

　何もしていないのに耳のあたりが痛い、ずきずきする、ピリピリするといった症状の方が最近増えています。
特にご高齢の方に多い様な気がします。
ご本人には自覚が無いようですが
よく観察してみると耳に３つも紐やらフレームやらが掛かっているのです！

１つ目はマスク
２つ目は眼鏡
３つ目は補聴器

耳ってこんなに便利なんですね〜と感心してしまいます。
しかし耳の負担を考えると３つも何かがかかっていたら
”無理だよ”と痛みも出したくなりますよね。

この３つのうちどれかを外して生活する訳にもいきませんので
「耳を何とかして欲しい」と依頼されます。

まずはつまらない話ですので飛ばして下さって結構です。
耳は外耳、中耳、内耳と分かれています。
耳介，外耳道，鼓膜の前半部は三叉神経第3枝の耳介側頭神経支配である。
外耳 道，鼓膜の後半部は迷走神経耳介枝の支配である。
当院で出来るのは外耳の痛みになります。
外耳とは頭から出っ張っている耳の部分です。
それより奥は中耳と内耳ですので触れません。こちらは耳鼻科へお願いしてください。
　
本題の外耳の施術ですが

・転がす様に２０回パタパタと上下、左右痛くない程度に軽擦を行います。
　これで耳が温かくなってきます。
・外耳もどちらかへズレていますのでどの方向へズレているのか調べます。
・ズレている方向と逆の方向にけん引しながら振動を加えます（手技）。
・頭部へ血液を送っている首の血管周辺（総頸動脈、椎骨動脈）を促進させます。
・血管を支えている頸椎を正しい位置へ戻します。
・怖くないのであれば希望者のみ鍼もします。

このセットを4〜5回しますとかなり改善してきます。

この施術は血行を良くしますので
難聴の予防にもつながると思います。

難聴になってしまうと中々治りませんし緊急の時に困ります。
電話の声が聞こえないため
救急車やパトカーを呼ぶことが出来ませんし
自分の症状を伝えることも出来ませんので怖い事です。
聞こえなくても困らないというのは一人で日常生活が送れているときです。
緊急時に話が伝わらないと相手の方が困ります。
なるべく長く耳が聞こえるように維持していきましょう。

若い方たちもヘッドホンやイヤホン携帯電話のハンズフリーなどで
負担がかかっておりますので
聞こえにくいなと思ったら
即ご来院してください。
一旦聞こえなくなりますと本当に長引きます。

施術時間は大体３０分くらいです。
完全予約制で４６２０円です。